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2022.09.08
テレワークによる通勤時間の減少がもたらす睡眠時間など充実した生活時間の確保

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テレワークによる通勤時間の減少がもたらす睡眠時間など充実した生活時間の確保

テレワーク 生活時間

テレワークによる生活時間への影響

コロナにより普及したテレワークですが、我々の働き方や生活に大きな影響を与えていますが、先日、総務省統計局より公表された「令和3年社会生活基本調査の結果」を見ると、テレワーク(在宅勤務)をしていた人はしていない人に比べ睡眠、趣味・娯楽などの時間が長く、通勤・通学、身の回りの用事などの時間が短いという結果が出ています。以下ではその具体的傾向を見ていくことにしましょう。

 テレワーク(在宅勤務)をしていた人の生活時間についてみると、していない人(テレワーク以外の人)に比べ、以下の時間に増減が見られています。
【増加時間】
睡眠時間 +18分
趣味・娯楽の時間 +16分
仕事時間 +13分
【減少時間】
通勤・通学時間 △1時間3分
身の回りの用事の時間 △10分
テレビ・ラジオ・新聞・雑誌の時間 △8分

年齢階級別

近年、その重要性を指摘されることが多くなった睡眠時間を取り上げてみると、25~34歳において、その差は41分にもなっており、通勤時間が短縮された時間の多くが睡眠時間に回り、8時間を超える睡眠の確保に繋がっていることが分かります。

■全体
 テレワーク 7時間32分 テレワーク以外 7時間14分
■25~34歳
 テレワーク 8時間6分 テレワーク以外 7時間25分
■35~44歳
 テレワーク 7時間18分 テレワーク以外 7時間17分
■45~54歳
 テレワーク 7時間16分 テレワーク以外 6時間59分

 その他、年齢階級別にみると、25~34歳では趣味・娯楽の時間が+28分、35~44歳では育児時間が+23分、45~54歳では睡眠時間が+17 分、食事時間が+16分になっているなど、テレワークにより通勤時間が減少した時間が生活を豊かにする様々な行動に活かされていることが分かります。こうした面からもテレワークの重要性は高まっていくことでしょう。

参考リンク:総務省統計局「令和3年社会生活基本調査の結果」

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